satoyamakong's blog

はてなダイヤリー「夢追い日記」から引っ越しました。

それでもそこで生きて行く

さて、蒲生干潟から南下します。
いやというほどみたあの仙台平野を遡る黒い水の帯。
その近辺のど真ん中を行きます。
遠く西にそんな意味で作ったのでは無いはずの仙台東部道路の法面がうっすら
見えます。


それにしても周りは荒野です。

今の時期だと稲刈りも終わり、野焼きの煙や民家の周囲に柿の実が成って
いるはずなのに。。。。


ガソリンスタンドもこのありさま。

10Mクラスの何かが来た足跡がありありです。


あの仙台空港です。

その近くの大きな瓦礫集積場に迷い込んでしまったり。。。
しながら、阿武隈川河口の亘理町(わたりちょう)の鳥の海へ。
その中にある荒浜港まではなんとか行きつけることができました。
行きたかった鳥の海にある干潟には行けそうもありません。


この漁港近辺の街並みは被害の大小はありますが、
多くは家の形は残っています。
でも、そこに人が暮らしている様には見えません。
破壊されしつくされているところとは違った、ゴーストタウン的な
感じすらします。


港近くに、名産の“はらこ飯”を売っている店を発見。
砂漠の中のオアシスみたいに。。。
そこは漁具を売る店だったようですが、新築し10月1日に再出発した
とのこと。
いまだ店内は商品の仕入れもなくガランとしてます。
その隅でぽつんとはらこ飯が。
「復興」。その言葉が心を押してくれます。


店内で食べれないので、車の中で。
でも、美味しそうでしょう♪

飯の味には強い意志がありました。
またこの味でこの街の復興させていくんだ!という。
その味にこちらも励まされます。
「食」にはそんな意味もあると思います。


港には漁船も入ってます。

息吹が感じられます。


食後の観察タイム。

ハマシギ、カモ類、サギ類、ウミネコが羽を休めていました。
干潟はどうなっているのかわかりませんが、少なくとも
渡りの鳥たちもいました。
ここでも生きて行く。意志が伝わってきます。


同じ道を帰りますが、そういう目でみると、家々の中には
業者が入って修復している家も。
灯りがともり、車があって生活が始まっている家も。
こんな被害にあっても、ここで生活していく。
ここで生きて行く。仕方がないからというのもあるだろうが、
同じところで、前の暮らしを復活させていくんだというものが
伝わってきます。


5Kほど内陸に来ると変わらぬ街並みがありました。
やはり正直いうとホッとしました。


これからどんな復興を遂げていくのか?
自然も人の生活も。
ずっと忘れず、今後は見て行こうと思います。
そして、自分でできる支えをしていこうとも。