satoyamakong's blog

はてなダイヤリー「夢追い日記」から引っ越しました。

続 続 富士山 制覇

さて、三日目の早朝。
下山準備をしてまずはご来光。


空気は爽やかを超越して『凛』を感じる。
一瞬の暗く紅色に輝く世界。
“始まり”の世界。これがあるから山に魅了されるというのは
わかる気がする。
ひょっとして荘厳という言葉がぴったりくるかもしれない。


静かだ。


ゆるり、でも着実に下っていく。
途中富士山の一番高いところでもたくましく生きている植物。
「オンタデ」


火山灰だらけの栄養分も少ない地面にたくましく長く根をはって
生育しているのだそうだ。
命というのはかくも逞しく、可憐なもの。
見習うものはあろう。


下って行くにしたがって、見下ろしていた山々がみるみる高くなっていく。
振り返ってみると、ついさっきまでいたのに。。。。。が遠く小さくなっていく。
やっぱり富士山に登っていたんだ。
形がまぎれもない富士山だった。



無事五合目に到着し、迎える気持ち。
達成感、高揚感になんとも表現し得ない自信感。
心臓の冠動脈にステント(管)を挿入している自分。
でも、できるんだ。いけるんだ。二泊三日という超安全ツアーで
時間をかけて登ってみた今回、何も恥ずべきことではないと思った。
登頂したことには変わりない。
ご来光だって二回も見れた。ツアーの方々と一期一会。
長く富士山に抱かれながら、その眺望の壮大さから自分の小ささを
思い知ることもできた。
まさしく地球が動いているということも意識できた。


まだまだ得られたことは多々あろうが、
これからジワリと出てくるのだろう。


富士。日本人の心。何にも替えがたい存在。
これから富士を見る目は以前と変わってくることだろう。


節目の年にチャレンジしてみて本当によかった。
誘ってくれたM上氏には改めて感謝している。